2013年11月15日金曜日

フゥフゥの発熱


熱が出て、仕事を休んだ

ボ〜っとした頭で、小中高、よく学校をズル休みしたのを思い出す。なんだかな〜と思いつつも、温いお布団の幸せを堪能した。「あらもうお昼か、道理で体がギシギシしてきたわけだよ。家族みんな出掛けたし、テレビでも見ようかねぇ。」チビまる子ちゃんのような正しいサボり方である。

もちろん、本物の病人としてお休みしたこともある。そんな日は、鼻づまりや腹痛を抱え、仕方なく己を恨みながら布団をかぶる。熱にうなされ、誰もいない午後にふと目を覚ますと、広い額にうっすら汗をかいている。グッタリ気だるい身体で起き出して、トボトボと台所へ向かう。ヤカンに火をつけ、シーンとした部屋に響く「チッチッチッチッ…」という音を聞くとそれに合わせて、ドロンとしていた心臓にリズムが蘇る。「トットットットッ…」

湯が沸く間、コップに蜂蜜と檸檬を絞って待機。サボりの時は、こんな事さえしないのに本当に体調が悪いと少しは自分を労わる様になるらしい。熱々の湯をコップに注いで、どっこいしょっと、ヒンヤリ冷たい椅子に腰をおろす。猫舌なので、コップの水面をフゥフゥ揺らしながら、こんな一日もいいもんだ〜と、ふと思う。

なので久々にお休みを頂いた今日は、なんだかいい一日だった。熱もだいぶ引いたし、明日は元気に働こうかのぅ。

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