この二ヶ月、珈琲を飲む練習をしていたら、微糖なら淹れたても美味しく頂けるようになった。お腹も壊さなくなった。
珈琲の濃いーい薫りの合間に、焼きたてのパンの薫りが織り込まれて、私の鼻に届く。クンクンクン、わぁ幸せ〜。
デスクの上に、白いお皿に乗った厚切り角食と、お気に入りカップに注がれた珈琲が見え始める(※妄想)。パンはそのままもいいけど、シナモンがあると尚嬉しい。この香りが苦手な人も多いけど、構わず、甘さに少しクセのあるシナモンやココナツが好きだ。(あとキンモクセイも。)
それで今、すっかりシナモンと珈琲中毒になっている。こういうのは特に、秋にかかりやすい。魚座の私は妄想にふけて夢見るのが得意なので「隣店から珈琲が薫る!」なんていう一説はとてもロマンチックに思える。
たぶん、本の読み過ぎだろう。
読書の秋、私はフィンランドの喫茶で、しとやかにページをめくる。ふりをする。