2014年11月22日土曜日

三日坊主の工夫


先日のブログ後、私が 今現在、継続してるものは何か考えてみた。
この飽き性で怠惰な性格において。

全てに共通するのは、やはり「ペン」作業でした。
ここから「絵を描く・文字を書く」に分かれる。絵を毎日描く習慣は、いつのまにかなくなっていた。驚いたなぁ。「そんなに勉強しないならお絵描き禁止!」と叱られ「それだけはイヤだ〜!」と泣きじゃくっていた可愛い幼少期はいずこへ…。

仕事柄、メモは欠かせないし時には図も描く。気を抜くと文字ってもんは本当にだらしなくなる。気を張って書くと気持ちがいいものです。

家で文字を書くのは「手紙・手帳・小遣い帳」のみっつ。
いずれも高校からずっとつけている。もともと書く作業は好きなので、5〜6年書いてるうちに自分なりのルールができた。数字ばかりは目がチカチカするから、絵でコンテンツ分けし、先月との差額を分かりやすく。今の事務的な仕事のお陰で、フリーハンド万歳の私も、「線引きには定規を」、「誤字には修正テープを」使えるようになりました。大人になった。

手帳の内容は、ほぼ仕事と家の行き来。休日の楽しかった出来事や反省をイラストと共に残す。三日坊主にはこのくらいの日記が丁度よい。

ノートが溜まっていくのはワクワクするものです。だけど、単に書きつぶすだけじゃ駄目なんだ。工夫をしないと。もの作りの原点ってここだなぁ…とハッとします。「絵画の必要性=日常をより良くする文化」どうこうではなく、「服を着る=身を守る」に近い考えです。私の脳みそが、身体が必要としているから、やる。

結論:わたくしが今現在 継続できているものは、「継続しなければならないものを、いかに楽しく(やりやすく)するか」っちゅう事でした。意外と ちゃんと、人間してるんじゃぁないの。

(※しかし、全く興味を示さない分野もたくさんある。ご愛嬌。)



2014年11月19日水曜日

ネット販売のお知らせ と将来の夢


11月より Creema というサイトで、ブローチ等の販売を始めました。
(http://www.creema.jp/c/pm3)そろそろネット販売を…と思っていた矢先に偶然、運営スタッフの方がHPに目を留めてくださり、声を掛けていただいたのがキッカケです。

初めましての方々から反応が見られるのは、とても刺激的で嬉しいものです。それを見た ジュエリーショップの方からも委託販売のお誘いをいただいており、ようやく作家らしい動きが見えてまいりました。

小学生の頃に思い描いていた将来は、6年間通してほぼ雑貨屋さんでした。
パン屋さん花屋さんは早起きできないし、絵描きというのは肩書きに憧れたけど、私はもっと庶民派というか…「ストイック」とはほど遠いところで生きていくんだなぁと、そう思っていました。それでいいのか悪いのかは将来の私のみぞ知る…。今のところ、そのままの私で生きています。

そして気がつけば案の定、雑貨屋で働いています。夢見たのは、小さくても私色ひろがる一部屋。いつかそんなお店を持つのでしょうか。思い浮かぶ空間は、耳を澄ませばの「地球屋」の雰囲気が近いのですが、私が おばぁさんになった頃には 今のような細かい作業は出来なくなるし、第一「古き良き」と「ダサい」の境界が怪しくなりそうです。
(「閉店セール」の旗が何年もある婦人服店みたいな…?でも嫌いじゃない、だって庶民派だから)。

自分の「できる」に限りがあると知ると、もっと「ストイック」に活動しないとなぁ、とも思うのです。ということで、少しずつファンを増やして、今のわたし頑張ります。

2014年11月6日木曜日

よわっち


今の職場も一年が経ち、忙しさにも暇さにも だいぶ慣れてきた。隣のパン屋から 珈琲豆が薫り。店前の小道では落ち葉が踊る。事務所の窓には 冬でも吹かれる鉄風鈴。ガラガラ扉が開いて、ガラガラ扉が閉まる。…ここは風が通るから、わたし 好きなんだなぁ。(写真は小窓からの風景)

昨日、お尻から ぶつかってしまったお客さまに「あらあら、お知り(お尻)合いになれて嬉しいわ!」と粋な言葉をいただいちゃった。お顔…というよりその一言を発したお声、覚えましたよ、私達 もうお知り合いですね。

こういう 気持ちのいい風 を吹かせる人になりたい、と つくづく思う。

そんなことを電車内で綴っていたら、荷物を取ろうと しゃがみこんだ後ろのオジサンとお尻がぶつかった。振り向いたら目があった。頭に浮かんだ言葉……は、ついに私の口から出ることは ございませんでした。

密閉された空間にこそ 風が必要なのにな〜。よわっちだよなぁ〜。

おしまい