2016年11月28日月曜日

異国のギブアンドテイク


メキシコから来た青年に拙い英語で、それでも丁寧に接客してたら、生まれてはじめてチップもらった。ペソ。チップというより「どこから来たの?」など聞いていたので、メキシコの物を何か…と思ってくれたのだと思う。

異国のものってなんだか嬉しい、喜んでもらえたことも。

2016年11月15日火曜日

WORKS


すみれヶ丘のパン屋「ツナグベイク」さんのシュトレン予約チラシを作成しました。


シュトレンって どうしてこんなにも、幸せの味がするのでしょうか。たくさんのナッツやフルーツ、香辛料。おせちを抑えて 一年で一番贅沢な食べ物だと思う。私は毎年ニカニカしながらあちこちのシュトレンを食べ比べている(破産する)。今年はツナグベイクさんのをひとつ予約しました。「スパイスの香り漂う」「さくみのある生地」という文面にメロメロになりながらチラシを作りました。

ちなみに11/27(日)には 同店で「つなぐいち」というイベントがあり、私も陶土ブローチなど少し置かせていただきます。古道具、お花、ご馳走、雑貨ありの暮らしを感じるイベントです。詳細は下記の通りです。よろしくお願いいたします。

●ツナグベイクのクリスマスシュトレン
・1本 3000円(1サイズのみ)
・11/30(水)から予約分お渡しスタート
・11/23から店頭販売もスタート

●つなぐいちvol.2
・11/27(日)11:00~17:00 
・出展
ツナグベイク/花と古道具urikke/
ムジナガイケ珈琲焙煎所/32flavors/
アジアンミール/pm.hand3


ツナグベイク
045-594-6382
〒224−0013
横浜市都筑区すみれヶ丘20−6ツナグベイク
http://tsunagu-bake.com



2016年11月11日金曜日

フリマ後記


遅ればせながら フリーマーケット後記。

秋空の下、友人と吉祥寺パルコ屋上でフリマ出店して来ました。早朝5時起きなんて久しぶりです。電車ガラガラ。

手拭いを染めて 繋げた手作りシートや、プライスタグに手描きコメントを添えたり、どうしたら売れるか考えるのが とっても面白かった。学んできた接客とディスプレイ技術を駆使して、シャツ1枚を残して売り切りました。うっしゃー!

やっぱり一期一会が好きみたい。



2016年10月22日土曜日

おしらせ



フリーマーケット出店のお知らせです。場所は すっかり秋空の 吉祥寺パルコ屋上。晴れると、白い建物と青空のコントラストが本当に気持ちよい所です。

10/23(SUN)
10:00〜15:00
吉祥寺パルコ屋上 
入場無料

私は友人と二人で、秋冬に使える洋服をメインに出店します。ブランド物も少々置きます(TSUMORI CHISATO / Eddie Bauer / BURBERRY / GLOBAL WORK etc…)。

ハンドメイドアクセサリーも少し置けたらいいなぁ。友人は犬用のニット作品や、可憐なレースのピアスなど。とっても器用です。

大事に着ていた服たちに、コメント付きのプライスタグをつけています。似合う人の手元に渡るといいな。

2016年7月13日水曜日

必要なこと


自分が必要としていることが分からないと、文字を書き出すことが難しい。「やりたいこと」ではなくて「必要なこと」。

分からないままに毎日があっという間に過ぎていくけれど、なんの問題もなく、明日という時間が流れやってくる。一生懸命に働いて、休憩中に絵を描いて陶芸をして花を生けてメダカに餌をやって自分のご飯をつくって。

そんな「問題のない暮らし」が不安を抱かせる。この頃、フツ ッと自信がなくなることばかりだ。

不足していることを補うには。初めてのことをやらなければ 何が不足か知れない。どうしたものかと、ようやく文字に書き出すことができた。

2016年5月28日土曜日

花を いけよう。



花を生けるのがマイブームになっています。基礎はなし。感性まかせに、花まかせに、器まかせに ホイホイと。しっとりと、スクッと、ゆらりと。

家の仏壇もどきスペースに、季節の花を添えるのが楽しみです。庭先で白いTシャツに犬をかかえた夏仕様な じーちゃん。これは私が生まれる一年前の写真。

ほら、ベランダにヤエドクダミが咲いたんですよ〜。これはさ、生田緑地へ行ったら知らんオジさんが分けてくれた小さい株が育ったんだよ。花言葉は「白い追憶」なんだって、ぴったりやないかい。羊歯の葉も綺麗です。

友人と道を歩いていると、私が次から次へと野花の名前を言い当てるので、驚かれることが多いです。野花や野草を教えてくれたのは じーちゃんなんだよなぁ。もっと植物のこと、知りたい、思い出したい。


2016年4月13日水曜日

アイ・ラブ・シー・ズー


シー・ズー犬と遊びたい。
ぶぉはっ!て顔を手で包みたい。
整ったパッツンの耳の毛を逆立てたい。
爪をチャカチャカいわせて散歩させたい。
ご機嫌な足取りで耳をタパタパさせたい。

そんなこと考えていたら少女の髪型まで
シー・ズー耳になっていた。


2016年3月28日月曜日

いつでも神保町に。


やっぱり神保町が好き。

冬も春も、ここの喫茶店は変わらないみたい。冷たいすきま風の音や マフラーを外す仕草も好きだけれど。通年かわらず 壁ごとタバコ臭くて、隣のヒトの声が くすぐったくて、ノートとペンの世界にどっぷり浸れる…実はそういう演出された街なんじゃないかしら。

「本の街だから」という単純な動機で、時間がある時には 気に入った本を一冊買って帰る。今回は 沢山の花が描かれた「植物百科図鑑」。前回は「花の画集2/佐藤達夫」を。花の絵、上手になりたいんだ。

4年前に訪れた文房堂さんで買った アンリ・マティスの金魚の絵のポストカードは とても気に入ってしまって誰にもあげずに大事にしていたけれど、この「素敵!」をお裾分けしたくて 今日は大人買いしたもんね。

そしていつか この街で綴ったノートを見返して 懐かしむんだわ。

2016年3月17日木曜日

地味子



小さい頃は土が近かった。身長からして当たり前なことだけれど、言い方を変えれば「土から離れてしまった」だ。近所を散策していると足元の野花に目がとまる季節。ホトケノザ・ユキヤナギ・オオイヌノフグリ・ハコベ。タンポポ、ハルジオンはまだ見ないけれど。

小学生のころ 春先の外掃除が寒くて、陽の当たる花壇を眺めてボォとしていた。たまに猫が隠した ネズミや鳩の死骸があったけれど平気だった。「猫も可愛いだけじゃないよね、自然だわ」と思えば怖くなかったし、非日常の風景が特別に思えた。でも人工的な花壇の側に長くは居られない。大量に植わるパンジーが「わりと万人ウケしますよ、あたしら。」という顔して 掃除をさぼる 私を責める気がして、それに先生が向こうから来るのが見えて、仕方なしに掃除に戻ったっけ。

土地柄 リッチで成績優秀な子が多く、ヒトの二分化を知った小学生時代。パンジーは人気者。ブランドの子供服着て可愛いヘアゴムしてる子が人気者。 雑草は地味でしょう。体操着が似合わない、オールユニクロの私も 色気なしの地味子。けれど 地味子は、パンジー達が気づかない 雑草や野花の愛らしさを上手に見つけたし「その世界に居るのが私の性分らしい」と気づいていた。


そんな中で育んだ「地味子精神」は今の私の原動力になっている。このブログで幼少期の話が多いのは、結局これが無いと今を語れないからだ。時間が掛かったけれど、ようやく自分に似合う雰囲気もわかってきたし、大事な事は少なくてもいいんじゃないかしら。今では花壇に植わる花も、誰かが手を掛けたと思えば悪くない。ちょっと しゃがみこんで土をいじりたい。なにか大事なことをもう一歩、思い出せそうな春先。

2016年2月14日日曜日

映画「キッチン(1989)」を云々



昨夜の帰路、雨で眼鏡が濡れた。「ぽち ぽち ぽ・・・。」思い出したように間をあけて落ちてくる 全く害のない小降りである。雨は私をご機嫌にした。春の匂いがしたから。翌、今日は小春日和だ。暖かい風が気持ちよくって、窓をあけて掃除洗濯をした。天気の影響力ってすごいなぁ、とつくづく思う。

こんな季節の感覚がよく描かれた、名著「キッチン(吉本ばなな著/1988)」。引っ越しのシーンは春先〜初夏に読みたくなる。カツ丼のシーンは寂しい寒い夜に読みたくなる。結局、一年通してふとした時に読みたくなるのだ。先日、今まで気になっていた映画版「キッチン(1989)」を勇気を出して観てみる事にした。原作がどのくらい表現されているのか、もしくはその違いを楽しめるか、不安で躊躇していたけれど…さていかがなものか。

観始めて主役二人が話し始めた途端 案の定「えぇ〜〜〜」と笑い声が漏れ出た。驚きのド下手だった。原作の台詞に添っているけれど、会話が棒読みで「じゃぁまた夢のような食事を作ってあげるね☆」なんて平気な顔して言えないよぉ。なんでもない日常の雰囲気を大切に描いているところが好きだったので、リアリティのない会話が残念。でも、植物たくさんの部屋やファッションは観ていて楽しいし、ミカゲ役の川原亜矢子さんの おっとりとした口調と あどけない笑顔が優しかった。雄一役の松田ケイジさんはピースの又吉に通ずる不器用さがあって なんだか放っとけない。何度も「もう観るのやめようかな」と思ったけれど「しょうがないなぁ」とぼやきながら最後まで観たら、なんとなーく良かった。なんといっても母(オカマ)役の橋爪功さんが魅惑的で、なんとかリモコンを投げ出さずに観られた。終始「キッチンの冷蔵庫」に始まるミカゲの心情よりも、バブル期の背景がメインで、ちょっと異質な雰囲気は楽しめたけれど 全体的に「ふーん」であった。

バブルを知らない私。もしバブル期を経験していたら今のように「本質を大切にする物づくり」や考え方、できたのかな。でもそんな最中でも吉本さんは穏やかな作品を仕上げているし、やっぱり本質は変わらないものかな。云々。

2016年2月7日日曜日

映画『茶の味(2004)』を云々


今まで観てきた中でも「かなり好き!」にトップ入りする映画を見つけました。公開当時、わたしは映画に無関心なボンヤリ中学生だったので、大人の皆様は話題をご存知かも知れません。


『茶の味(2004)』

監督:石井克人

ひと家族の日常風景を長回しで撮った いわゆる「ゆったり系」映画ですが、それだけじゃぁ退屈です。なんといっても魅力的なのは、愛嬌のある登場人物たちと CGを使ったシュールな世界。思春期の一生懸命さや、大人になっても本人だけが気づいていないような「羞恥=ハズカシイコト」を そのまま「人間の愛らしさ」として表現している、監督の観察力に夢中になりました。「おまえさん、バッカだなぁ〜」と笑われて生きる方が、とっても気持ちのいいことの様に思えます。私は(人前でちゃんとしなきゃ)とオロオロ・キョドキョド生きてるので、よけいに惹かれました。登場人物の俳優セレクトもニジュウマル◎です。

春野家メンバー
●元アニメーターのヘンテコおじいちゃん(我修院達也)●催眠治療士の父(三浦友和)●義父を尊敬しアニメーターを目指す母●転校生に片思い中の高1ハジメ●時たま見える巨大化した自分がどうしたら消えるのか悩む小1美少女 幸子●フラフラしつつミキサーをしている叔父(母の弟)(浅野忠信)

その他、ダンサーの森山開次さんが水辺で踊る姿の美しいこと。山景。オタク青年ふたり。ちょいちょい入るおじいちゃんの美声コーラス(クオリティの高いシュール)。すごくへん。すごくいい。予告編、44秒あたりからその面白さが伝わると思います。https://www.youtube.com/watch?v=KLjbWcWhVcw&list=FLUNvC_jjNtnb-Ji2GBtLUHg&index=1

おじいちゃん名曲:三角定規の唄。(頭から離れなくなるよ)https://www.youtube.com/watch?v=mIVcyCVktSs

2016年2月4日木曜日

帰宅困難者


節分の夜も明け始めました。
鬼はどこに帰るのだろう。

2016年1月28日木曜日

いつもの花


よくお店に来てくださる素敵な おばあさまから
お菓子の 差し入れを頂いたので、お礼の絵手紙を。

2016年1月14日木曜日

ライライライ


でもホントは
そんな自分に
ライライしてるよ。

ムーンについて


M O O N !

今宵は キレッキレだなぁ。
ムーンといえば ここ数ヶ月、再放送中のセーラームーンを見続けています。つっこみどころ満載で、何をどうやって セーラームーンごっこをしていたのか サッパリ思い出せません。でもね、やっぱり変身シーンは魅入ってしまいます。幼稚園児も今も 綺麗だなぁ と思えるものってすごいです。

今はね、セーラー戦士5人が揃ったんだけど タキシード仮面が悪の組織に心操られてオカシクなってるところです。男勝りだけど恋しやすいマコちゃん(緑の木星の子)が好きです。チャンチャン。

2016年1月12日火曜日

気にかける


じーちゃんの写真を替えた。仏壇はあんまり好きではない(というか我が家には無い)。好きな写真を置いて、気軽に話しかけられる距離に居てくれた方がずぅっと嬉しいもの。

朝の支度や掃除をしている時「あ、そだ (いっけね)」と思い出して 水やお供えを取り替える。大学の時は毎日気にかけていたけれど、一体化してきたというか…姿形は居なくなったけど、その分じーちゃんの事を考える時間が増えて、安定してきた。

器の水が蒸発して減っているのを見ると「あらーもうこんなに呑んだんー」とか「ごめん、忘れてたわー」と独りごちながら戯れている。今年もじーちゃん記事が多くなると思いますが、酒の肴程度に お付き合い頂ければ幸いです。

2016年1月9日土曜日