2013年9月12日木曜日

まめまめしくまめする。


どうも自分は豆類が好きらしいことに気がついた。食べるのはもちろん「まめ」という音にも弱いようだ。

ま め ま め
ま め ん ま め ん
ま め め め め
ま ー っ め っ
ま め ー ぇ っ

その転がる様子も愛らしい。グリーンピースをサヤから外してやれば「今だ!」と言わんばかりに走り出し、枝豆もパッチーン!と飛躍する。「おい、豆たちよどこへゆく?」球体は私の声などお構いなしに、ただただ、その歪な丸に身を任せ転がってゆく。

そんな気ままな態度や、脱走に失敗してグツグツと煮られる姿はいつまでも見飽きない。

以前、教授と漢字の成り立ちについてお話したとき、私は「描く」という字は「(手)で(苗)を植える、創造物なんだ!」と熱く語った。

すると教授からのお返しは「豊」という漢字だった。「(曲)がった(豆)が(豊)か、というのはなんだか面白いよね」と。おーぉ、やっぱり豆は魅力的なんだなぁ〜!

そんな豆を見習って私も、まめまめしく働いてみようかと思った。が、しかし、ついさっき「まめまめしい」という漢字が「忠実忠実しい」と書く事を知り、私めには不釣合いなこの二文字に、まさに豆鉄砲を食った鳩のように呆然としたのであった。


(写真は岡山で撮ったもの)赤飯に炊いてくれた小豆と、ジサマの手から逃げようとするグリンピース。

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