2013年9月24日火曜日

シナモン・ヒロイン


職場の隣はカフェ付きパン屋さんだ。事務所の窓を開けていると、朝から挽きたての珈琲豆が、強く香ってくる。

この二ヶ月、珈琲を飲む練習をしていたら、微糖なら淹れたても美味しく頂けるようになった。お腹も壊さなくなった。

珈琲の濃いーい薫りの合間に、焼きたてのパンの薫りが織り込まれて、私の鼻に届く。クンクンクン、わぁ幸せ〜。

デスクの上に、白いお皿に乗った厚切り角食と、お気に入りカップに注がれた珈琲が見え始める(※妄想)。パンはそのままもいいけど、シナモンがあると尚嬉しい。この香りが苦手な人も多いけど、構わず、甘さに少しクセのあるシナモンやココナツが好きだ。(あとキンモクセイも。) 

それで今、すっかりシナモンと珈琲中毒になっている。こういうのは特に、秋にかかりやすい。魚座の私は妄想にふけて夢見るのが得意なので「隣店から珈琲が薫る!」なんていう一説はとてもロマンチックに思える。

たぶん、本の読み過ぎだろう。
読書の秋、私はフィンランドの喫茶で、しとやかにページをめくる。ふりをする。



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