2013年9月21日土曜日

ポーカーフェイス・マネー


お金に慣れない。
なぜだろう。

ジャラジャラしたもの、うすペラいもの、金属のニオイ、苦手。数字、電卓、算数、割引、おつかい、おつり、返品交換、領収書…。緊張してきた、頭まっしろ!フリーズ寸前!

なーんて、これだけ言い訳を並べてみても付き合っていかなきゃならないのがお金たち。どうしたら仲良くなれるのかしら?

ふと、メイちゃんのごっこ遊びを思い出す。ブチブチちぎってきたであろう花を、お父さんの机に並べて「お花屋さんっ!」と満足気に云う姿。あぁいう真面目さが物売りには必要だと思うし、それにはやはり、ドングリ貨幣がシックリくるように思う。

それに、昔々は貝殻や石が貨幣代わりだったという話じゃないか。これなら私の両手にも心地良く馴染むのに。でも…それがすごく気に入った形の石だったら?綺麗な色の貝殻だったら?それ自体に価値を見出してしまって、物々交換も躊躇しちゃうかも知れない。

そうなると、いくらでも世界で生産されている、あのポーカーフェイス札や、いつまでも懐かない小銭たちの素っ気なさが、丁度良い気もしてくる。

あーでもでも!やっぱり、お財布の中で小石や貝殻がチャカチャカ鳴ってたら可愛いなぁ。「え〜何色がいい?これ?これはだめ!だってこんな綺麗な三角の石、めったにないよ!この丸いのなら、そのモナカ1個と交換してあげる」とか云って。

(今回も、根本的問題は未解決。)


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