2014年12月10日水曜日

電気が走った跡のこと


2014.12.6-7 GUNMA

法事で群馬へ。私が高校3年生のとき 大好きだったじーちゃんが亡くなり、「人が死んで遺せるもの」を遠くで電気が走ったように ぼんやり感じた。私が初めて尊敬した人。剣道を始めたきっかけ。自然が好きなわけ。大人の男の恐さと優しさ・堅実さを醸し出した人。

高校生の頃なんて、持ったばかりの携帯やお化粧道具、スカートの長さばかり気にして。今の私を見たなら何を想う?「大人になったな」と頬を緩めてくれたら、そうしてくれたら どんなに嬉しいだろう。考えるだけで涙が出る 会いたい、じーちゃん 会いたいな。でもその言葉を頂くには まだまだ生き足りないから。私は、私が持っているこの力を発揮しきることと、遺された母を大切にすることが祖父孝行だと思っています。

群馬はいい。親戚一同で山道上ってご先祖に線香をあげたんだ。群馬はいい。東京うまれの私をあっという間に仲間に入れてくれた。それは寅次じいさんが信頼されていた証。命をつなぐのは、自分の生きる姿 。

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