2014年12月20日土曜日

グレて良い。


今季の製作テーマは「窓辺のブロウチ」。

窓の向こう、見えたり 見えなかったり。見たかったり 見たくなかったり。ちょっと口を噤(つぐ)みたい時に、色の力をかりても いいんでないの。

写真作品のタイトルは「大人心の窓」。雲ゆきが怪しくとも 凛とあれ。


「大人だから」の圧力と自責に苦しめられたら、とことん溺れて良いと思う。ただし「溺れる=流れに身を任せる意思」が含まれていること。分かっているけど今の自分じゃどうしようもないとき。人に心配や迷惑をかけるけれど、グレちゃって良いと思う。「凛」というのは しっかり美しくあるだけでなく、その環境・時期に向き合う姿ではなかろうか。そらもう波に流されて芯がブレブレになるくらい とことんに。

いま心痛めてる あの子に捧ぐ。
理不尽なこと、たくさんあるから。それに負けそうなワガママな自分を不甲斐なく思っているなら、まずは自身を許していいと思う。

ブローチの話からちょっとズレたけれど、辛かった時期を思い出したら共感しちゃって。あの頃は本当に虚しくて生きにくいと思った。でも今なら出来ることも我慢できることも増えた。時間が解決してくれるって本当にその通りだ。

今はこうして仕事と作家活動をボチボチできるまで復活したので、今は人を励ます方に回っていたい。

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