2016年1月9日土曜日

2015年12月30日水曜日

「エレ」の筆箱


死んだじーちゃんが、小学校の入学祝いに買ってくれたELLEの筆箱。6年生までエレって読んでた。中には、お父ちゃんが書いてくれたネームプレート。ずっと大事に取っておいたけれど、ついにカビが生えてしまった。今までご苦労さま、エレ。


2015年12月15日火曜日

こんちは、ボロ市。


毎年恒例の世田谷ボロ市へ。
なんだかんだ 毎年足を運んでいるので、だいだい行きたいお店が決まっています。そりゃ「犬も歩けば棒に当たる」といいますから、探せば何かしら出会える、それがボロ市の楽しみでもありますが、なんせヒトが多い。前を歩く じぃじばぁば(しかも急に止まる)に歩調を合わせるのにも一苦労。そんなこんなで今年は、入り口付近の片道だけ見て帰りました。

そして忘れちゃいけない、ショップカードを作成させていただいた「花と古道具urikke」さんがボロ市 初出店!おめでとうございます!一目惚れした満月もようの花瓶を譲っていただきました (家の酒瓶とツインズで並べると可愛いんだな) 。そうこうしていると、urikkeワールドに惹かれてやってきたオバサマが「これ、いただいて良いの?」と、わたすの作ったショップカードを手に取ってくださったではないか!なんと嬉しや〜!実際に手に取っていただけるのを、直に拝見できたのがとても嬉しかったです。わーい。

明日(12/16)の20時までやってます。花と古道具urikkeさんは〈世田谷駅からボロ市会場→屋台数件→セブンの前のテント〉です。あと、「小倉商会」さんという、藍染めなどを置いているお店も素敵です(タイのポーチを買いました、もう少し大人の雰囲気が出たらストールが欲しいです)。甘酒や代官餅も美味しいですよ。

2015年12月5日土曜日

ヤキモチ、焼き加減。



弟が家を出て半年以上たった。はじめは戯れ相手が居なくなり寂しかったけれど、離れてみると 見慣れたことに変化を感じて面白い。「意外としっかりしてるんだなぁ」と青年の成長ぶりを垣間みたり。たまに会えると嬉しくて思わず はしゃいでしまうのが 我ながら恥ずかしい。

何より、弟に手をかける事のなくなった 母との時間がグンと増えたのが、嬉しい。顔を合わせる時間は変わらないけれど、ずっと色濃くなった。育ち盛り・メンズ食(肉!米!)ではなく好きなものを少しずつ作って、その日あったことを話したり、掃除や洗濯は「出来る人が、出来る時にやる」など。程よい距離感で、気さくな心遣いが続いている。当たり前かも知れないけれど、忘れていた同居の心得。家族なのに、家族だからかな。

お猿(弟)が居た時の母は なんだかんだ 世話して世話され、ぶーちゃん(わたし)は沈黙してそれを見ているしか無かった。すると蓄積した ぶーのヤキモチが、焼きすぎて爆発することもしばしば…。ボーンのバーンだ。

母が息子離れしたのと同時に、娘が餅を焼くことも減った。今は母娘互いに、甘え、叱咤激励して過ごしている。尊敬しているから、からかえる。しょーがないなぁと許せる。最近の母の口癖は「私がボケてもいじめないでよね〜」なのだ。こういうとき、ツッコミ役が2人いると ボケの愛らしさが倍増するのにな。

母と弟は素材が良く似ていて、私は父に瓜二つである。並んで歩けば親子丸出しである。だから私は父も大事にしたいと思う。口下手で 誤解されるところも よく似ているから。こうして いつまでも家にいると、見かねた祖父が「そんなんじゃ おまえ、お嫁に行けないよ。じいちゃん、死んでも死に切れないよ〜」などと嘆く。私はそれを 遺言だと思って 聞き流している。

(写真はぶーが幼稚園、猿がバブだった頃のもの。加工しなくても味のある一枚。)

2015年10月3日土曜日

おしらせ



岡山のショップ「あしたのこと」にて開催される〈 BROOCH LOVERS MARKET 〉に出品させていただきます。


今回は手法新たな「窓辺のブローチ」と「お花ブローチ」を納品しました。秋冬のコーディネートにおひとつ いかがでしょうか。

10/9からはWEBSHOPもスタートです。宜しくお願い致します。

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// BROOCH LOVERS MARKET //
2015.10.5〜25
open 12:30-17:30
close水、日曜日 (最終日10/25はopen)
☆期間中オープンするBlooch lovers market web
→(10.9open予定) https://broochlovers.stores.jp/
☆10/18は香川県にて開催のデザイナーズフリマで、あしたのことブース内にてブローチラバーズマーケットが出張予定。
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◎ACCESS:
あしたのこと/kicca jewelry studio and shop
岡山県岡山市北区奉還町4丁目7-15 NAWATE内
http://accir.tumblr.com/

2015年9月20日日曜日

銀座のフタ


私の来る銀座は いつでも雨だ。銀座のみならずギャラリーや美術館へ行こうという日は 大概 雨が降る。しかしどういう訳か、今日は暑さ残る 晴天であった。

G I N Z A .
まだ 慣れ親しまない街だから 他人行儀に お洒落して行くのが楽しい。着慣れた麻のワンピースに、革鞄と黒靴を キチンと合わせて。「銀座なんて庭よ、庭」といった顔はせず、かと言って田舎娘にも成りたくない。目的地に集中し、大通りを いざゆかん。観光客をスムーズによけ、ご年配マダムの傍をゆっくり追い越す。道に迷ったら その場で足を止め、カカトでスローに 一回転。顎を上げ、ビル高くまで重なる 看板を探す。

今日は、友人に勧められた展示を見に来たのだ。ギャラリーは狭い入口ビルの7階で、こんな所にヒトが来るのかしら、とドアを開けると 8人も居らした。下界と上階の 異空間差が おかしくて、大人だった。惚れ惚れする絵を堪能し、一息ついて そこを後にした。


実はもうひとつ 目的があった。
「資生堂パーラーの花椿缶が ほしい!」である。来月からパッケージリニュアルで白缶が無くなる事を知り、あわてた。まるでオイルショックだ。資生堂パーラーも同社の化粧品も無縁であったが、ホワイトデーに ここのチーズケーキをいただき、その包装紙 (ターコイズブルーと金文字) の格好よさに、ようやく興味を抱いたのだ。

本店へ向かうと、白缶は 既に完売であった。伺うと 向かいの松屋銀座に在庫ありと分かり、ホッとする。( 弟に食べられたと思っていたオヤツが、実は残っていた!時のような「ホッ」である。何が何でも欲しい訳ではないのに、こういう時に滲み出るニヤツイタ顔が 大嫌いだ。)

まだ、新しい思い入れの無いこの缶は、いつか 味わい深く 錆びつく。私もいつか 錆びるのだろうか? 新品のままでは いられない。しかし 錆びてフタが開かないと 上っ面だけを整えることになる。中身をよく 入れ替え、銀座の大通りをすんなりと歩ける度胸、朗らかさを詰めた そんな缶になれたら。

次の銀座は、傘がいるかしらん。

2015年9月11日金曜日

神保町の片隅で。


八月の末、神保町の夜。
友人ふたりに混ざって、居酒屋の片隅。

彼らは美大4年間、いつも二人で居て 女の子とはあまり話さない様子だった。そこには 私の知れない〈彼らだけの楽しみ〉が在るようで、こっそり うらやましかった。同じ研究室に入ってからも 私は所在なく、浮ついた心のまま過ごしていた。

気鬱だったある年の文化祭。ため息まじりに 準備中の校内をほっつき歩いていると、手放しにしていた 文化祭の出し物である壁画を、「なんとか完成させよう」と 二人が残って描き続けていた。日も暮れかけだから、塗った色が判断しにくかっただろうに。

その時の私は もう〈なんでも、どうでもいい気分〉で、彼らの描くのをただ側で 眺めていた。一緒に描いたか、邪魔しちゃいかん と見るだけだったかは忘れてしまった(もしかしたら「残ってやってけ」とは 実行委員だった私が言ったのかも知れない。)…そうやって、その時も「仲良しでいいなぁ」と 駄目駄目ジッコーイーンは指をくわえていた。


そして先月。卒業後 2年ぶりのM君と、去年 展示に来てくれたY君。「…まさかこの3人で呑む日がくるとはねぇ」と (いつもの)二人と、特別ゲストの私が、口を揃える。きっかけは、M君が旅先ブログに載せていた神社に「私も行ったよ〜!」と連絡したことだった。いい所だったので、お礼を兼ねた久々のメールだった。

すると なんと、定期的に開く二人会に「おいで」との お声がかかった 。もう嬉しくって それから一週間、私のシッポは ルンルン回転を続けた。呑み会はとても楽しく、あっという間だった。ほどよく酒のまわった じーちゃん(Y君)が隣のソファに沈んでゆく姿や、M君が親戚の おいちゃんみたいに「美味しいからさ、あったかいうちに 食べなよ」と 唐揚げをすすめてくれるのも、もちろん 絵や大学時代の話も 面白かった。一方は漫画家に、もう一方は繊細な絵を描き続けている。

私はこれと言って胸を張れるものは ホントはないくせに、作りためたブローチを ちゃっかり ハンカチに広げて披露した。喋れば喋るほど 的を得ない 拙(つたな)さが あらわになってゆき、恥ずかしかったなぁ。

あれから、前進する二人に影響を受けて 小説を 書き始めた。今の自分の気持ちを「カタチ」ではなく「文字」に ただして 知ろうと思ったのだ。すごく恥ずかしいものが出来るだろうけれど、それでもいいや。

ちなみにあの時、壁画の前で 私は彼らに アンパンマンチョコを差し入れたそうだ。果たして オヤツで二人の心は釣れたのか。私には〈 夜通し眠たげに過ごして 、明け方に ドーナツとホットミルクで 別れたいような 〉、面白い二人になったけれど 。